Give It Up
スライド・ギターを得意とする女性ブルース・シンガーBonnie Raittの72年のアルバム。
ブロンド娘のジャケからは想像もつかない、ブルースとスライド・ギターと南部系の泥臭いビート。かと言ってオーソドックスなブルースの枠にはまることのない曲作りは聴いていて飽きないし、バックの好サポートも良し。とくに1.Give It Up Or Let Me Goのブラス隊や8.You Got To Know Howのクラリネット(?木管)、それと何曲かで出てくるピアノが素敵。
自身のボーカルもまだ初々しさがあり、歌を聴いてみても「いかにもブルース」というような印象は受けないと思います。同時代のSSWであるCarole Kingとかが好きなら普通に聴けるかと思います。ですがギターのほうは5.Love Me Like A Manなど、なかなか渋いスライドを聴かせてくれます。
個人的に好きな曲は9.You Told Me Baby。カラっとしたギターの音色を聴きながら、晴れた日にはふらっと出かけたいね。
