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Swedish Dance Tunes (6/17)

東京には縁もゆかりもない私ですが、中央線は好き(唐突に)。なぜなら御茶ノ水と新宿にとまるから。その電車に乗ってはじめて訪れる吉祥寺という街に、スウェーデン音楽を演奏する「ヴェーセン」というグループのライブを聴きにいってきました。
12弦ギター、ビオラ、ニッケルハルパ、この3名に縦笛(ホイッスル? フルートと呼んでいました)のゲストが一部加わっての演奏は、繊細だけど起伏に富んだ北欧ダンス・ミュージックの魅力が濃密に詰まっていました。

会場はスターパインズカフェというところ。飲み物や料理のオーダーもできて音楽も聴けるなんて、あーやっぱこうでなくちゃなぁ、と思ったのだが、テーブルが少ないうえに身動きがとりづらかったため私はひたすら飲酒。あぁでもほろ酔いで音の渦に飲み込まれるのは痛快。

最初にフルート奏者のヨーラン・モンソンが登場。大小さまざまな縦笛を吹きまくっていましたが、中でもベース・リコーダーとかいう身の丈ほどもある笛はなかなか愉快。あの大きさからすると相当肺活量使うだろうな。
全般的に音に関しては、思ったより音色がハスキーで木の音。アイリッシュ・フルートに近い音色でした。また、アイリッシュによく出てくるような装飾音(ぴィゃッ、っていう裏返るようなアレ=カット)とかも使っているようでした。
で、この人は表情が良いんだわ。笑顔が素敵。こっちもニヤニヤしてしまうよ。休憩に入ると開演前よりなんだかざわついてきて、彼の演奏によって客にもスイッチ入ったようです。

主役登場。ヴェーセンの3人とも長身で真面目そうです。
演奏はライブ盤で聴いたようにアグレッシブで厚みがある。楽器編成とその音色から、ちょっと聴いた感じではクラシック音楽のように聞き取れなくもない。ただ、クラシックのオケの音圧が重量のある壁のようなものだとしたら、こちらは粒子が空気中に満たされるような感じか。さわれる感。もちろん触れるとビビっとする。
特徴的なニッケルハルパという楽器についてはまったく知識がないのですが、編成において同じく弓で弦を擦るビオラも入っていることからこの楽器をつかう理由(メリット)がなにかしらあるのでは? MCでは「太古には魔除けのような役目も持っていた」という話でした(訳が不安)。
やはり演奏者の動きとかまで見られるのがライブの醍醐味。ノリのいいダンス・チューンではみんなやや寄り合って楽しそうだったし、ストラップの皮のきしむ音が聴こえたりした日にゃぁもう、今ここで鳴っている音楽がとてもいとおしくなります。

そしてライブの楽しみ(?)といえばサイン会。CD2枚お買い上げです。
vasen_cd.jpg

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